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「ラッセルの言葉−戦争と平和について−」まえがき

『ラッセルの言葉−戦争と平和について−』(アマゾン・インターナショナル、2014年8月刊)「まえがき」からの転載です。


 まえがき

 「ラッセルの言葉」シリーズの第一弾として,『ラッセルの言葉−戦争と平和について−』を刊行します。

 既刊の「ラッセルの英語」シリーズ(『ラッセルの英語−熟語篇1−』,『ラッセルの英語−単語篇1−』)は,英語の学習に役立ちそうな例文をラッセルの多数の著作から抜粋して,ご紹介しようとするものですが,「ラッセルの言葉」シリーズの方は,ラッセルの英文を日本語にした時の'内容面に注目して,ラッセルの発言及び思想をご紹介するものです。

 「ラッセルの言葉」シリーズ出版の具体的な目的は,次の3つです。
  1. ラッセル思想の理解に役立つラッセルの発言をラッセルの多数の著書から抜粋し,幅広い読者に提供すること
  2. ラッセルの著作(単行本や論文等のまとまったもの)の日本語訳を提供すること
  3. 誤訳や不適切な訳を指摘していただき,バートランド・ラッセルのポータルサイトに掲載してあるラッセル関係のコンテンツを修正・改定し,よりよいものにしていくこと
     ( ポータルサイト http://russell-j.com/ )
 本書(『ラッセルの言葉−戦争と平和について−』)の内容(目次)は以下のとおりです。
 ラッセルの多数の著書から抜粋したラッセルの言葉(日本語訳+原文)とバートランド・ラッセルのポータルサイト上の関連ページへのリンク(URL)を掲載しています。また,各「ラッセルの言葉」にコメント(寸言)を付しています。ラッセルの戦争と平和に関する考え方を理解していただけるものと考えています。
 また,ラッセルのホームページには約7,000件のコンテンツが掲載されていますので,上記のリンクをたどることにより,ラッセル思想の全体像を把握することも可能です。  ご活用をお願いします。
 なお,誤訳や不適切な訳を見つけられた場合は,是非(奥付にある電子メール宛て)ご連絡いただければ幸いです。(松下彰良)

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まえがき
凡例
01 戦争や暴力への衝動,群衆心理
01-1 情熱のみが情熱を統御できる
01-2 望ましい衝動の生活
01-3 2分間の黙祷以外は空騒ぎ
01-4 現実を直視せずに見て見ぬふり?
01-5 退屈からの逃避
01-6 戦争に乗り出す国民の心理

02 愛国心と愛国心教育
02-1 お国のために外国人を殺す
02-2 勇敢な行為
02-3 愛国心の注入
02-4 あるべき歴史教育
02-5 国家主義的な愛国心は集団ヒステリー
02-6 愛国心教育の目的

03 国家権力と戦争犯罪
03-1 愚かなのは戦争指導者だけか?
03-1-2 我々に相応しい政治家
03-2 ナチの手口をまねるとよい
03-3 交戦権の制限の必要性
03-4 高潔な権力者の加虐趣味
03-5 無知は偏見がないことにあらず

04 核で覆われた世界と国際的無政府状態
04-1 広島と長崎への原爆投下
04-2 原爆投下に関する英国上院での演説(1945年11月28日)
04-3 弱肉強食の世界−勝者が敗者を裁く

05 ラッセル=アインシュタイン宣言
05-1 ラッセル=アインシュタイン宣言の執筆
05-2 ラッセル=アインシュタイン宣言発表の記者会見 (1955-7.9)
05-3 ラッセル=アインシュタイン宣言 (全文)

06 世界連邦政府の必要性
06-1 世界安定のための3要件
06-2 国際機関による歴史教科書の編纂
06-3 大国の拒否権を認めている国連の限界
06-4 戦争廃絶のために必要な世界連邦政府
06-6 世界政府を嫌う心情

07 戦争に関するユーモア・ウィット・毒舌
07-1 ファシズムの本質
07-2 国民的英雄は他国から見れば犯罪者
07-3 'きれいな'原爆でロシア人の生命を救う?

08 『ラッセル自伝』から
08-1 開戦を喜ぶ民衆
08-2 人間性の名誉のために
08-3 平和を擁護することは兵士たちへの裏切り行為?
08-4 戦争犯罪
08-5 核に対する気楽な態度
08-6 人類は存続させる価値があるか?

09 その他(雑)
09-1 自滅のための手段を手に入れた人類
09-2 要約された「人類の歴史」
09-3 正義と不正
09-4 戦争をするのは人間性の一部?
09-5 私が期待する世界

付録1 ラッセル原著一覧
付録2 邦訳書一覧
付録3 『ラッセル年譜−簡略版−』
あとがき
奥付